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2008年10月15日 (水)

人の都合で犬猫の命を奪う

北海道内で飼い主が飼育を放棄し、処分されるペットの

犬や猫が後を絶たない。07年度は8千匹余りの犬、猫が

処分された。人間の勝手な都合で放棄された例が目立つという。

ペットの高齢化は人間社会と同様に進んでおり、介護が

困難になって放棄するケースもあるようだ。

飼い主が「返品」をめぐってペット店とトラブルになる

ケースも多いという。

8060匹・・・。07年度、北海道内で行政が殺処分した

犬、猫の数だ。道内の自治体は保護した犬、猫は

1万2074匹。7割弱が飼い主や譲渡先が見つからずに

処分された。

札幌市動物管理センターでは、約1週間待っても

引き取り先が見つからない犬や猫は、二酸化炭素を充満

させた処分機で殺処分する。07年度は約2千匹の犬、猫を

処分した。所長は「施設の収容や人員に限界があり

長期間の保護は無理。かわいそうだが、仕方がない」と話す。

道は06年度、飼い主が保健所に犬、猫を引き渡した理由を

調べた。犬は「飼育者が高齢・病気」が18.1%で最も多く

「引越し」(14.6%)や「無計画な繁殖」(14.2%)などが

続く。猫は「不要な子猫」が28.2%と最多。

「飼育者が高齢・病気」(23.8%)や「引越し」(15.2%)も

多かった。飼い主の都合で、飼育を放棄された事例が目立つ。

所長は「最近は飼い主とペットの高齢化が進み、肉体的に

飼えなくなるケースが増えている」と話す。札幌市の登録の犬の

4分の1が10歳(人で60歳くらい)以上の高齢犬だ。

平均死亡年齢は13歳(同74歳くらい)と、高齢化が進んでいる。

高齢犬は自力での移動や排泄が困難で、高齢の飼い主が

介護するのは大変だという。

道や札幌市は、保護している犬、猫をホームページに載せて

新たな飼い主を募っている。07年度、札幌市では保護した

犬728匹のうち318匹を、猫は2056匹のうち129匹を

譲渡した。同市は子犬、子猫の提供者と飼育希望者が

直接出会う譲渡会も年に数回開いている。

それでも、高齢の犬、猫は譲渡先が見つかりにくく

病気などから譲渡できない場合も多い。同センターは

「家族全員が協力できるか、飼うことができる住宅か、飼う前に

十分考えてほしい」と呼びかけている。

一方、安易な購入でペット店などとトラブルになる事例も

少なくない。

札幌市消費者センターは今年4~9月、23件の相談を受けた。

特に犬の「返品」をめぐる相談が一番多い。例えば、30代

女性の相談はこうだ。夫が家族に相談せず生後6カ月の犬を

購入したが、予想以上に鳴き声やにおいがひどいため

飼育を断念。購入翌日に返品しようとしたが、店に拒否された。

ほかに「購入後に病気が見つかったが、店が返品に応じて

くれない」などの相談もあり、ペットをめぐるトラブルの相談は

年30~60件に上る。

ペットブームを背景に、道内の犬の登録は06年度で

約27万2千匹に上る。同センターは「可愛くて衝動的に

買ってしまいがちだが、店の健康管理やアフターケアに問題がないか

よく確認して購入してほしい」と呼びかけている。

2008.10.15  朝日新聞

著作権第32条より「引用」

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ここでも、軽く考えてペットを手に入れたものの

後々後悔するケースが目立ちます。

ペットを飼ったときはいいとしても、それ以降に

生活環境の変化が全くないとは限りません。

何度も書きますが、よく考えてから動物を飼ってもらいたいです。

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