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2008年11月12日 (水)

猫:共生、小さな命はぐくむ

岡山市北部の住宅街。同市内の住民たちでつくる「地域ねこの会」

の活動。5人のメンバーは主婦や定年退職した男性など。

世代も性別もばらばらだが、いずれも「猫好き」だ。会員たちは地元に

居着いた約20匹の猫に時間を決めて餌をやり、食べ終わった後は

掃除もする。野良猫を増やさないため、猫に不妊去勢手術をし

手術済の猫の耳にピアスを付けて地域猫の目印にしているという。

餌やりなどの際に、あらぬ疑いを招かないよう会員証を作り

「猫との共生を目指す」というアピールはしている。しかし、どうしても

トラブルは生じるという。昨年末には、餌やりの途中で土地を管理する

事務所の関係者や野良猫の行動に迷惑している人たちに

取り囲まれ、警察を呼ぶ騒ぎになった。同会の武本洋子さんは

「無責任に餌をやって、野良猫を増やしていると誤解されたのかも

しれません。有志で猫を世話することで、人も動物も暮らしやすい

街にしたいだけなのですが。もっとも、会の活動も高齢化なので

限界に近く、多くの人に地域猫の取り組みを知って欲しい」と

訴える。

岡山県動物愛護会の武本多満子さんは、野良猫を共同体の

一員として扱い、世話をする地域猫の活動に賛同する。

「餌をやらなければゴミを荒らしたり、民家に入り込んで食べ物を

あさるだけ。いったんは追い出しても、また舞い戻るなど悪循環。

問題の解決にはならない」。

その一方で、岡山県保健所には「家の庭でフンをされる」

「くさい」など野良猫に関する苦情が、昨年度には858件

寄せられた。件動物愛護センターなどによると、昨年は

3890匹の野良猫がやむを得ず殺処分されたという。野放図な

猫の行動に迷惑する人がいるのもまた確かだ。

件生活衛生課の担当者は「餌をやるだけの人と、避妊去勢

手術を含めて猫との共生を考えている人とが混同されている

ようだ」と言う。県は現在、06年に環境省が提唱した

「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、約2000件の

意見を基に「岡山県動物愛護管理推進計画」を作成中。

担当者は「計画に沿って、猫の飼い方や動物とうまく共生

できる社会を作れたら」と話している。

地域猫に関する問い合わせは岡山県動物愛護会

(090・8249・8261)。

2008.10.29 毎日新聞~岡山版~

著作権第32条より「引用」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あるデーターによると、日本人の3分の1は動物が嫌いという

報告があります。

地域猫とはいえ、歓迎していない人も大勢いらっしゃるため

あらぬ疑いを持たれたり、何かしらのトラブルが発生するものと

思われます。「人と動物が共生できる社会」は、口で言うほど

簡単なものではないし、個々人がそれぞれ意識を持たないと

向上していかないものではないでしょうか。

一朝一夕にこういった活動が伸びる訳ではないけれど、少しずつ

草の根的な活動を続けていれば、いつの日か花開く・・・

そんな未来が来て欲しいものです。

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