持ち込み犬が大幅減 宮城県動物愛護センター
飼育放棄などで宮城県動物愛護センター(宮城県富谷町)に
持ち込まれる犬の数が着実に減っている。愛護センターによる3月の
子犬譲渡会は中止の見通しとなった。
ペットの不妊・去勢手術が浸透しているのに加え、2008年度から
始めた犬猫引取り有料化の成果が表れた格好だ。
民間の愛護団体も「身勝手に処分される命が減るのは良いこと」
と評価している。
愛護センターには、県内9カ所の保健所・支所が飼い主から
引き取ったり、飼い主不明で保護したりした犬や猫が集められる。
07年度には犬約1500匹、猫約5200匹が持ち込まれた。
08年度の犬の持ち込みは2月末現在で905匹にとどまっており
07年度を下回るのは確実だ。愛護センターは「ペットは家族という
意識が広まってきたのではないか」と分析する。
子犬の保護も2月末現在で259匹と、前年同期の52.2%。
健康状態の良い子犬については、毎月第4水曜日に譲渡会を
開いているが、4日現在で譲渡用の子犬は1匹もおらず
3月の譲渡会は中止が検討されている。
一方、猫の持ち込みは子猫を中心に毎年約5500匹程度で
変化がない。生まれて間もない猫は譲渡にも適さないため
大半が殺処分されるという。
県は08年度、殺処分の減少を目指す「県動物愛護管理推進
計画」に基づく取り組みを始めた。計画の柱は引き取りの有料化。
生後91日以上の成犬、成猫は2000円、生後91未満は
400円の手数料を徴収する。
愛護センターは「安易な引き取りに対する抑止効果が出ている」と
説明。07年度の犬の引き取りが最多だった仙南保健所
(大河原町)も「有料化に関するトラブルはない」という。
捨てられたペットの里親探しをしている仙台市の市民団体
「アニマルピース」の代表は「処分数が減ったのは嬉しい」としながらも
「一部には動物愛護の意識が低い飼い主もいるので安心は
できない」と指摘する。
その上で愛護センターについて「動物を処分する施設から
一時的に保護して次の飼い主に引き渡す施設に変える時期に
来ているのではないか」と提言している。
愛護センターと所管する県食と暮らしの安全推進課も
「子犬だけではなく譲渡に適する成犬をスムーズに選別できる
ように性格や健康状態、年齢に関する指針を作りたい」と
している。
2009.3.15 河北新報
著作権第32条より「引用」
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保健所などによる引取りの際に、手数料を徴収するのは
珍しいことではなく、もはや当たり前のようになってきています。
私個人的には、飼い主の持込による引取りに関しては
かなりの高額料金を徴収しても良いと思っているのですが。。。
譲渡するのはどうしても子犬や子猫が中心になりがちで
成犬・成猫は、後回しになってしまいます。
しかし、性格が決まっているので「予想と性格が違った」という
ことにはならないメリットがあるかと思います。
せっかく殺処分数が減ってきているので、譲りやすい子犬・子猫
だけではなく、成犬・成猫の良さをアピールしていくことも
今後の課題といえそうです。
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