« 迷子の愛犬、家に帰そう。団体が連絡先ホルダ開発 | トップページ | 犬殺処分ゼロや地域猫制度を目指して市民が取り組む動物との共生 »

2009年9月23日 (水)

捨てられるペットを救え!

20日から始まる動物愛護週間は、ペットの命と向き合う好機だ。

飼い主の都合で捨てられたり迷子になったりして、殺処分される

犬や猫は年に約30万匹。自治体の保健所などは、身勝手な

飼い主に苦言を呈したり、民間のペットショップと協力して処分を

減らそうと試みている。

熊本市の保健所の市動物愛護管理センターでは、職員が

ペットの飼い主と電話で激しくやりあう場面が絶えない。

飼い主:「処分するのがお前の仕事だろ」

職員:「飼い主の責任も果たさないでそんなこと言うのは

おかしい」

同センターでは06年度から、飼い主の勝手な都合でペットを

引き取るよう求められた場合、簡単には受け入れない方針を

徹底し、飼い主の説得を試みることにした。かむ、吠える

という理由で手放そうとする人には、しつけの仕方を伝授。

プロのインストラクターを紹介することもある。

だが、飼い主を説得できなかったこともある。闘犬用に土佐犬を

飼っていた人が「使い物にならなくなった」として殺処分を強く

要求。センターとしては、その犬を注射で安楽死させる場面に

飼い主を立ち会わせることが精一杯だった。

所長は「言われるままに処分するのは簡単。飼い主に憎まれても

命を捨てることの重大さを伝えたい」と話す。

センターで殺処分された犬猫は05年度は813匹だったが

飼い主への厳しい応対を徹底した06年には571匹に減った。

市民が引き取り手探しに協力してくれたこともあり、今年度は

交通事故にあった猫1匹を安楽死させただけだ。

センターは、ホームページにペットの写真を載せて飼い主を募集する

活動にも力を入れている。8月からは、飼いやすさを一つ星

「たくさんの時間とたくさんの愛情が必要」から、五つ星「人慣れ

しやすい。初めて飼う方向き」まで段階別に示すことを始めた。

「シャイだがなでてもらうのが大好き」「おっとりした性格」といった

それぞれの性格なども詳しく紹介するようにし、見た目では

わからない情報の提供を増やしている。

埼玉県で殺処分などを担う県動物指導センターが

ペットショップと連携し、捨てられた犬猫の新たな飼い主を

探す試みが昨年から始まった。同センターによると、保健所など

公的機関が地域の動物愛護団体に譲渡するケースは一般的

だが、民間企業に譲り渡すのは全国でも極めて珍しいという。

越谷市の大型ショッピングセンター内にあるペットショップ

「ペコス」。数年前に愛犬と死別したという買い物客は「ここに来ると

癒される。機会があれば飼いたい」と、窓越しに雑種犬を眺めていた。

この一角の名は「ライフハウス」。店を営む会社が「いのちを少しでも

救いたい」という願いを込めて名づけた。紹介しているのは

県動物指導センターから譲られた犬ばかり。値札はなく、その代わりに

「セカンドパートナーを待っています」という張り紙があった。

こうした連携について、同センターの担当部長は「民間に

譲り渡すことに不安を持つ人もいるかもしれない。ただ、恐れる

ばかりでは殺処分は減らせない」と語る。買い物客が行き交う

大型ショッピングセンターという立地の良さが手伝って、引取りを

希望する人が増えると見込んでいる。

ペットショップ側も、引き取り手が飼い主に適しているか否かを

見極める工夫をしている。「最後まで飼い続ける意思があるか」

「家族全員が飼うことに賛成しているか」など19項目に

わたって細かく質問。この1年で20匹が引き取られた。

店長は「飼い主が見つかるペースがどんどん速くなっている」

と話した。

2009.9.19 朝日新聞

著作権第32条より「引用」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

普通ペットショップというと、高額な値段のついた血統の良い

ブランド犬・猫を販売しているというのが一般的ですが

そうではなく、保健所などから譲り受けた犬や猫を

新たな飼い主に引き渡す活動をするということは、並大抵の

努力でできることではありません。

新しく飼い主となる人が、動物を飼うことに対して適しているか

ということを見極めるのも大変重要なことです。

住宅事情や家族の同意もそうですが、今後の生活環境に

何らかの変化があったとしても、きちんと最後まで飼う覚悟が

できていることも必要です。

「自分が飼う犬・猫は、血統書付きではないと!」という考えを

改めろとまでは言いませんが、狭い範囲いとらわれずに

色々な角度から考えてみるのも一つの方法ですよ♪

|

« 迷子の愛犬、家に帰そう。団体が連絡先ホルダ開発 | トップページ | 犬殺処分ゼロや地域猫制度を目指して市民が取り組む動物との共生 »

動物愛護」カテゴリの記事

コメント

本当にとても悲しい現実です。↓ちょっと長いですけど読んでもらえたら嬉しいです。

ペットブームの裏で大勢の犬猫が殺されています。じつは日本人は欧米などと比べて極端に幼い犬猫を好むそうです。でも幼い時に母兄弟と別れて子は問題行動を起こしやすく、また販売ルートで病気に感染しやすい、なのに日本人があまりに子犬子猫ばかりを好み「飼い始めるならより幼いほうが良い、可愛いほど良い」が当たり前になっています。
そのため販売側もより幼い子を売ろうとし可愛さばかりアピールするショーケース販売をしているペットショップがほとんどです。窮屈で衛生上もよくないところに幼すぎる犬猫を入れて販売しています。そして安易にただ可愛いというだけで購入する人が後を絶ちません。
欧米では考えられないことです。欧米では既に育って大人になっている犬猫を引き取るとこに何ら抵抗もなく、幼いほどいいなどという考えを持っている人はまずいないそうです。ちゃんと幼い時(社会化期)の大切さをしっています。それに大人の犬猫は前の飼い主にしつけられていてかえって初心者などが飼いやすいそうです(前の飼い主がきちんとした人ならですが)
でも日本ではTVや雑誌で取り上げられるのはやはり幼くて可愛い犬猫ばかりです(視聴率、購買者が獲得できるから)。それを見た人が触発されて安易に幼い犬猫を購入・・・と負の連鎖を繰り返しています。行政に著名を集めて提出したりするのももちろんいいですが、規制が厳しくなれば今度は保健所うではなくその辺に捨てる人が増えかねません。
やはり飼い主のモラルの問題です。メディアにはこういった裏の現状こそ広めて、へたに触発するようなことを報道するのは控えてくれないかと頼むのもいいかもしれません。もちろん法律も厳しくすべきだと思います。    長い文章載せてすみませんでした。

投稿: 甘党 | 2009年9月24日 (木) 01時04分

甘党さんへ☆
コメントありがとうございます^^
つい先日、夜のニュースでペットのことについて特集されていた
番組を見ました。
そこでは、子犬・子猫の方が売れるという理由で生後35日
程度で販売していたり、深夜営業のペットショップもあって
夜な夜な蛍光灯の灯りに照らされている動物たちが
狭いゲージの中に入れられていました。
ペット関連のTV番組に出てくる犬や猫の多くは
血統が良くて、まだ可愛く愛くるしい時のものが多いですね。
いつも思うのですが、ただ単に「面白い」「可愛い」だけに
スポットを当てているけれど、そうではなくて
その背後には悲しくて重たい現実があるということを
ちゃんと放送してほしいのです。
そうしないと、いつまで経っても現状は何ら変わらない
だろう・・・と。
それから、行政に対しての署名活動も私はどうかと思います。
変な話、署名活動をしたからといって結果が出たことって
様々な活動分野おいても、ないですよね?
ただの形を変えた売名行為のように感じるのです。


投稿: マリー・ミミー | 2009年9月24日 (木) 22時47分

民主党や環境省にメールや嘆願書を送っています。無駄だと思いません。実際に 国民の声を聞いて 松野さんは動いて 熊本の殺処分は10分の1に減りました。 人間が動かないと 動物の運命は変わりません。

投稿: 玉井晶子 | 2009年9月25日 (金) 20時44分

玉井 昌子さんへ☆
ムダとまでは思いませんが、署名活動の声が本当に届いているのか
疑問に感じるからです。
届いているのなら、もっと形になって現れてもいいはずですが?
熊本県は凄いですね。殺処分される動物を減らそうと
行政が一生懸命になっていますから。

投稿: マリー・ミミー | 2009年9月25日 (金) 23時02分

マリーさんのいいたい事もわかります。けどそれでも やるしかないのです。人間にしか人間は動かせませら。ペットに対して先進国からも非難の目で見られてる日本。何もしなければ 何も知らなかった事と変わないのかも知れません。

投稿: 玉井晶子 | 2009年9月26日 (土) 13時14分

玉井昌子さんへ☆
勿論、人は人にしか動かせない
何かをしないと、何も変わらない。
だからこそ様々な方法があるはずです。
署名活動うんぬん・・・もそうだけど
それ以外にも、一人一人ができることを色々な側面から
活動をする。
そうすることによって、やがて大きな波となり
うねりとなって変えられる日が来ると。


投稿: マリー・ミミー | 2009年9月29日 (火) 23時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/518869/31488266

この記事へのトラックバック一覧です: 捨てられるペットを救え!:

« 迷子の愛犬、家に帰そう。団体が連絡先ホルダ開発 | トップページ | 犬殺処分ゼロや地域猫制度を目指して市民が取り組む動物との共生 »